Excelで列や行の選択範囲にある数値や日付、文字数の最大値を調べたいときがあります。
最大値を調べる場合は、「MAX」関数を使います。
下図はExcel2016で、サンプルデータです。
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MAX関数の構文
一連の引数のうち、最大の数値を返します。
MAX(数値 1, [数値 2], …)
数値1, 数値2, …=数値1は必須。数値2以降は省略可能。最大値を見つける対象となる数値を最大255個まで指定します。
- 引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
- 引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
- 引数に配列またはセル範囲の参照を指定した場合、そこに含まれる数値だけが計算の対象となります。 配列やセル範囲に含まれる空白セル、論理値、または文字列はすべて無視されます。
- 引数に数値が指定されていない場合、0 (ゼロ) が返されます。
- エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含める場合は、MAXA 関数を使用します。
MAX関数の使用例
最高齢の年齢を取得しています。
=MAX(E2:E9)
一番遅い生年月日の人を取得しています。
=MAX(D2:D9)
LEN関数と組み合わせて、指定した範囲の中で文字数の最大値を求めています。
{=MAX(LEN(C2:C9))}
この場合、「=MAX(LEN(C2:C9))」と入力して、Ctrlキー+Shiftキー+Enterキーを同時に押します。
手入力で「{ }」を入力すると、文字列に変わってしまいます。
Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー ↓
Ctrlキー+Shiftキー+Enterキーではなく、Enterキーのみだとエラーになります。
Excel VBAでMAX関数を使う場合はこちら↓
Excel VBAでワークシート関数の「MAX」を使って最大値を求める記録です。 下図はExcel2016です。 VBAでのMAX関数の使用例 B2~B4の中で最大値をメッセージで表示します。 Sub test()&nb …
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