Excelで選択範囲にあるデータの中で一番多い値を取得するには、「MODE.MULT」関数を使います。
下図はExcel2016です。
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MODE.MULT関数
配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する縦方向の配列 (モード) を返します。 横方向の配列の場合は、TRANSPOSE(MODE.MULT(数値 1,数値 2,…)) を使用します。
複数のモードがある場合、複数の結果が返されます。 この関数は値の配列を返すため、配列数式として入力する必要があります。
MODE.MULT(数値 1,[数値 2],…)
数値1=必須。モードの計算の対象となる最初の数値引数を指定。
数値2=省略可能。モードの計算の対象となる2~254個の数値引数を指定。抽出する値の小さい方から数えた順位を数値で指定。また、半角のカンマ (,) で区切られた引数の代わりに、単一配列や、配列への参照を指定することも可能。
- 引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
- 引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
- エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- 対象となるデータに重複する値が含まれていない場合、エラー値 #N/A が返されます。
MODE.MULT関数の使用例
A1~A8の中で一番多い値を取得しています。
=MODE.MULT(A1:A8)
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