Excelで平均値を求めるときに性別や出身地や色々な条件を指定して求めたいときがあります。
条件を指定して平均値を求める場合は、「AVERAGEIF」関数を使います。
下図はExcel2016で、データはサンプルです。
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AVERAGEIF関数
範囲内の条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。
AVERAGEIF(範囲, 条件, [平均範囲])
範囲=必須。平均する1つまたは複数のセル (数値、または数値を含む名前、配列、セル参照) を指定。
条件=必須。平均の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定。
平均範囲=省略可能です。平均する実際のセルを指定します。何も指定しないと、範囲が使用されます。
- 範囲内の TRUE または FALSE を含むセルは無視されます。
- 平均範囲内の空白のセルは無視されます。
- 範囲が空またはテキスト値の場合、エラー値 #DIV0! が返されます。
- 条件内の空白のセルは 0 と見なされます。
- 範囲内に条件に一致するセルがない場合、エラー値 #DIV/0! が返されます。
- 検索条件には、半角の疑問符 (?) または半角のアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用することができます。ワイルドカード文字の疑問符は任意の 1 文字を表し、アスタリスクは 1 文字以上の任意の文字列を表します。ワイルドカード文字ではなく、通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索する場合は、その文字の前に半角のティルダ (~) を付けます。
- 平均対象範囲に含まれるセルの個数と形状は、必ずしも対応するセルと一致している必要はありません。平均の対象となる実際のセルは、平均対象範囲の左上のセルを基準にして決定され、個数と形状が範囲に対応するセルが含まれます。次に例を示します。
AVERAGEIF関数の使用例
年齢が50歳以上の年齢の平均値を求めています。
=AVERAGEIF(D2:D10,”>=50″)
性別が女の人の年齢の平均値を求めています。
=AVERAGEIF(B2:B10,”女”,D2:D10)
性別が女の人以外の年齢の平均値を求めています。
=AVERAGEIF(B2:B10,”<>女”,D2:D10)
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