表の中から順位を求めるRANK.EQ関数の使い方の記録です。
※使い方はRANK関数と同じです。
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書式
数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。 返される順位は、範囲内の他の値との相対的な位置になります。複数の値が同じ順位にあるときは、それらの値の最上位の順位が返されます。
リストの数値の順序を並べ替えても、指定した数値の順位は変わりません。
RANK.EQ(数値,範囲,[順序])
数値=必須。範囲内での順位 (位置) を調べる数値を指定。
範囲=必須。数値の範囲の配列またはその範囲への参照を指定。範囲に含まれる数値以外の値は無視されます。
順序=省略可能。範囲内の数値を並べる方法を指定。
解説
順序に0(ゼロ)を指定するか、順序を省略すると、範囲内の数値が…3、2、1のように降順に並べ替えられます。
順序に0以外の数値を指定すると、範囲内の数値が1、2、3、…のように昇順で並べ替えられます。
RANK.EQ 関数では、重複した数値は同じ順位と見なされます。ただし、数値が重複していると、それ以降の数値の順位がずれていきます。たとえば、昇順に並べられた整数のリストがあり、そのリストに10が2 度現れ、その順位が5であるとき、11の順位は7となります(順位が6の数値はありません)。
目的によっては、同順位も考慮した順位定義の使用が必要となる場合もあります。たとえば、前の使用例では、10の順位を5.5に訂正できた方がよい場合があります。そのためには、下記の補正因子をRANK.EQ関数の戻り値に加算します。この補正因子は、順位を降順(順序に0を指定するか、省略した場合)または昇順(順序に0以外の数値を指定した場合)のどちらで計算する場合にも使用できます。
同順位の補正因子=[COUNT(範囲) + 1 – RANK.EQ(数値, 範囲, 0) – RANK.EQ(数値, 範囲, 1)]/2
例
A2~A5の表の中でC2(120)の降順の順位を調べます。
=RANK.EQ($C$2,$A$2:$A$5)
A2~A5の表の中でC2(120)の昇順の順位を調べます。
=RANK.EQ($C$2,$A$2:$A$5,1)
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