ExcelでVBAでセルに数値や文字の値を入力する方法、セル内で改行する方法なども記録します。
セルへの値の入力は「Value」プロパティを使います。
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「Value」構文
Rangeオブジェクト.Value = 入力する値
指定されたセル範囲の値を表すバリアント型 (Variant) の値を設定します。
値の取得および設定が可能です。
「Value」プロパティを使ってセルに値を入力する
指定したセルに数値を入力する
B2のセルに「200」の数値を入力します。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test()
Range("B2").Value = 200
End Sub
書き込んだVBAを実行すると指定したセル(B2)に値が入ります。
連続したセルを指定して数値を入力する
連続したセルに同じ値を入力する場合は、セル番地を「:」でつなぎます。
連続したセルに値を入力する場合はVBEに次のように書き込みます。
Sub test()
Range("B3:B6").Value = 200
End Sub
書き込んだVBAを実行すると指定したセル(B3~B6)に値が入ります。
離れたセルを指定して数値を入力する
離れたセルを指定する場合は、セル番地を「,」で指定します。
離れたセルに値を入力する場合にはVBEに次のように書き込みます。
Sub test()
Range("B3:B6,D5").Value = 200
End Sub
書き込んだVBAを実行すると指定したセル(B3~B6とD5)に値が入ります。
指定したセルに文字を入力する
文字列を入力したい時は「"」(ダブルクォーテーション)で文字を囲みます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test()
Range("B2").Value = "あいうえお"
End Sub
書き込んだVBAを実行すると指定したセル(B2)に文字が入ります。
指定したセルに改行した値を入力する
文字を改行して入力したい場合は、改行したい場所に改行の定数「vbLf」を「&」でつなぎます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test()
Range("B2").Value = "あいう" & vbLf & "えお"
End Sub
書き込んだVBAを実行すると指定したセルに改行した状態で値が入ります。
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