Excel VBAでブックを選択(アクティブ)にするには「Workbook.Activate」メソッドを使います。
シートやセルをアクティブにする場合は、前もってブックをアクティブにしておくことも必要です。
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構文
式.Activate
ブックをアクティブにする例
ファイル名を指定してブックを選択(アクティブ)にする例
aaa.xlsxを選択(アクティブ)にします。
Sub BookActiveTest1()
Workbooks(“aaa.xlsx”).Activate
End Sub
aaa.xlsxが開いていないとエラーになります
aaa.xlsxが開いているか判断して、開いている場合は選択(アクティブ)にします。
Sub BookActiveTest2()
‘変数の宣言
Dim wb As Workbook
Dim flag As Boolean
‘aaa.xlsxが開いているか
For Each wb In Workbooks
If wb.Name = “aaa.xlsx” Then flag = True
Next wb
‘aaa.xlsxが開いているときは選択(アクティブ)にする
If flag = True Then
Workbooks(“aaa.xlsx”).Activate
Else
MsgBox “aaa.xlsxは開いていません”
End If
End Sub
2番目に開いているブックを選択(アクティブ)にする例
複数のブックが開いていて、その中で2番目に開いているブックを選択(アクティブ)にします。
Sub BookActiveTest3()
Workbooks(2).Activate
End Sub
2番目のブックを指定する場合は、2つ以上のブックが開いていないとエラーになります。
ブックが2つ以上開いているか判断して、開いている場合は、その中で2番目に開いているブックを選択(アクティブ)にする例です。
Sub BookActiveTest4()
If Workbooks.Count >= 2 Then
Workbooks(2).Activate
Else
MsgBox “ブックは2つ以上開いていません”
End If
End Sub
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