Excelのウインドウの位置を画面の上端からの位置や左端からの位置を設定する記録です。
上位置を設定するには「Top」プロパティ、左位置を設定するには「Left」プロパティを使います。
下図は、Excel2016です。
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Top、Leftプロパティの構文
上位置
式.Top
画面の上端からMicrosoft Excelのウィンドウの上端までの距離をポイント単位で表す倍精度浮動小数点型(Double)の値を取得または設定。
ウィンドウが最小化されている場合、このプロパティは画面上でのウィンドウのアイコンの位置を表します。
左位置
式.Left
画面の左端からMicrosoft Excelのウィンドウの左端までの距離をポイント単位で表す倍精度浮動小数点型(Double)の値を取得または設定。
式=Applicationオブジェクト。
ポイント=1/72インチ。約0.35ミリ。
Top、Leftプロパティの使用例
Excelのウインドウの上位置を画面の上端から100ポイントの位置に設定します。
Sub test()
Application.Top = 100
End Sub
Excelのウインドウの左位置を画面の左端から100ポイントの位置に設定します。
Sub test()
Application.Left = 100
End Sub
ウィンドウのサイズが最大化されていたら、標準サイズにし、上から50ポイント、左から50ポイントに設定してみます。
Sub test()
With Application
If .WindowState = xlMaximized Then
.WindowState = xlNormal
.Top = 50
.Left = 50
End If
End With
End Sub
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