Excelで、ユーザーフォームのタイトルを変更する記録です。
タイトルを変更するには「Caotion」プロパティを変更します。
手動で設定する方法と、VBAで設定する方法、VBAではユーザーフォーム読み込み時とボタンをクリックした時にタイトルが変更する方法です。
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「Caotion」をプロパティウィンドウで設定
VBEでユーザーフォームを表示した状態で、[プロパティウインドウ]をクリックします。
プロパティの[Caotion]欄を変更すると、ユーザーフォームのタイトルも変更されます。
実行してみると変更されています。
「Caotion」をVBAで設定
「Caotion」をVBAで設定するには、ユーザーフォーム読み込み時に設定します。
読み込み時に設定
ユーザーフォームをダブルクリックします。
右側のプロシージャボックスで「Initialize」を選択します。
「Private Sub UserForm_Initialize()」と「End Sub」の間に「UserForm1.Caption = “○○”」と書き込む。
Private Sub UserForm_Initialize()
UserForm1.Caption = “aiueo”
End Sub
実行してみると変更されています。
ボタンをクリック時に変更
シート上にActiveXコントロールのボタンを準備し、そのボタン上で設定してみます。
「A」と「B」というボタンを準備し、「A」がクリックされたらユーザーフォームのタイトルは「A」と表示され、「B」がクリックされたらユーザーフォームのタイトルは「B」と動的に表示されるようにしてみます。
ボタンを2つ準備します。
[デザインモード]にしておき、ボタンをダブルクリックします。
下記のように書き込みます。
Private Sub CommandButton1_Click()
UserForm1.Caption = “A”
UserForm1.Show
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
UserForm1.Caption = “B”
UserForm1.Show
End Sub
それぞれのボタンをクリックすると、タイトルが変更されています。
ボタンが多い場合は、サブプロシージャを準備して呼び出すとコードが簡単になります。
Private Sub CommandButton1_Click()
Call FormOpen(“A”)
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
Call FormOpen(“B”)
End Sub
Private Sub FormOpen(capStr As String)
UserForm1.Caption = capStr
UserForm1.Show
End Sub
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