Excelで、現在の操作環境(Excelのバージョンやフォルダ、開いているワークシート数など)の情報を取得する方法を記録します。
色々な情報を取得するには「INFO」関数を使います。
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INFO関数構文
INFO(検査の種類)
検査の種類
“directory” = カレント ディレクトリ (フォルダー) のパス名
“numfile” = 開かれているワークシートの枚数
“origin” = 現在ウィンドウに表示されている範囲の左上隅の絶対セル参照が “$A:” で始まる文字列として返されます。この値は、Lotus 1-2-3 R3.x との互換性を保つためのものです。実際に返される値は、現在の参照形式の設定により決まります。たとえば、D9 を使用する場合、戻り値は次のようになります。
・A1参照形式 ”$A:$D$9″
・R1C1 参照形式 ”$A:R9C4″
“osversion” = 現在使用されているオペレーティング システムのバージョン
“recalc” = 現在設定されている再計算のモード (“自動” または “手動”)
“release” = Excel のバージョン
“system” = 操作環境の名前(Macintosh版Excelでは”mac”、Windows版Excelでは”pcdos”)
INFO関数を使って色々な情報を取得する例
B1
=INFO("directory")
B2
=INFO("numfile")
B3
=INFO("origin")
B4
=INFO("osversion")
B5
=INFO("recalc")
B6
=INFO("release")
B7
=INFO("system")
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