Excel VBAで四捨五入する記録です。
四捨五入するには、ワークシート関数の「ROUND」を使います。
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「ROUND」関数構文
WorksheetFunction.Round(Arg1, Arg2)
数値を四捨五入して指定された桁数にします。戻り値は倍精度浮動小数点型(Double)です。
Arg1=必須。数値。四捨五入の対象となる数値を指定します。
Arg2=必須。桁数。数値を四捨五入した結果の桁数を指定します。
「ROUND」関数の使用例
A1のセルの値を0の桁に四捨五入してメッセージで表示します。
Sub test()
MsgBox WorksheetFunction.Round(ActiveSheet.Range("A1"), 0)
End Sub
A列の数値を小数点第2位に四捨五入し、B列に入力します。
Sub test()
Dim ws As Worksheet
Dim i As Long
'変数にアクティブシートをセット
Set ws = ActiveSheet
'A列の数値を小数点第2位に四捨五入しB列に入力
For i = 1 To 4
With ws
.Cells(i, 2).Value = WorksheetFunction.Round(.Cells(i, 1), 2)
End With
Next i
End Sub
※WorksheetFunctionオブジェクトを使わなくてもRound関数でVBAで計算できます。
Sub test()
MsgBox Round(ActiveSheet.Range("A1"), 0)
End Sub
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