Excelで文字列の先頭(左)から○文字分取り出したい場合や、バイト数で取り出したい場合の方法を記録します。
先頭から○文字分取り出す場合は、「LEFT」関数を使います。
先頭からバイト数で取り出す場合は、「LEFTB」関数を使います。
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LEFT関数、LEFTB関数の構文
LEFT関数:文字数を返す
LEFT(文字列,[文字数])
LEFTB関数:バイト数を返す
LEFT(文字列,[バイト数])
文字列は必須。取り出す元の文字列を指定。
文字数は省略可能。省略した場合は1を指定したと見なされます。指定する場合は0以上の数値を指定。文字数が文字列の文字数を超える場合は文字列全体が返されます。
バイト数は省略可能。取り出したい文字数のバイト数で指定。
文字列の左から文字を取得する例
例:LEFT関数 文字数を取得する
A列に入力された文字列から3文字分取り出し、B列に関数を入力し表示します。
=LEFT(A1,3)
文字数を省略した場合は1文字分だけ表示されます。
=LEFT(A1)
例:LEFTB関数 バイト数を取得する
A列に入力された文字列から4バイト分取り出し、B列に関数を入力し表示します。(Shift-JISコードで全角1文字で2バイト、半角1文字で1バイト)
=LEFTB(A1,4)
A列に入力された文字列から3バイト分取り出し、B列に関数を入力し表示します。
=LEFTB(A1,3)
※全角文字は1文字で2バイトなので1文字分のみ表示されています。
バイト数を省略した場合は1文字分だけ表示されます。
=LEFTB(A1)
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