
Excel VBAで「Cells」プロパティを使うと、シートのすべてのセルや指定したセルの操作ができます。
下図は、Excel2016です。
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構文
Worksheetオブジェクト.Cells
ワークシートのすべてのセル(現在使用されているセルだけでなく)を表すRangeオブジェクトを返します。
範囲の既定のメンバーは、itemプロパティへのパラメーターを使用して呼び出しを転送するため、itemの明示的な呼び出しの代わりに、cellsキーワードの直後に行と列のインデックスを指定できます。
このプロパティでオブジェクト修飾子を指定しないコードを使用すると、アクティブシートのすべてのセルを表すRangeオブジェクトが返されます。
例
アクティブシートのすべてのセルの背景色を赤にしてみます。
Sub test()
ActiveSheet.Cells.Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
End Sub


↓

アクティブシートのすべてのセルの値や書式などをクリアしてみます。
Sub test()
ActiveSheet.Cells.Clear
End Sub


↓

アクティブシートの2行目、3列目(C2)のセルに文字を入れてみます。
Sub test()
ActiveSheet.Cells(2, 3).Value = “aiueo”
End Sub


アクティブシートの1列目の1~10行目に1~10と入力してみます。
Sub test()
Dim i As Long
For i = 1 To 10
ActiveSheet.Cells(i, 1).Value = i
Next i
End Sub


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