Windows10でPHP8を使えるようにしたときの記録です。
端末は
ThinkPad L560 Signature Edition
Intel® Core™ i3-6100U 2.30GHz
RAM 4.00GB
Windows 10 Pro 64bit
IIS10
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PHP8を導入する前にIISをインストールしておきます。
Visual Studio 再頒布可能パッケージインストール
まず、「Visual Studio 2015、2017、および 2019 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をダウンロードします。
https://aka.ms/vs/16/release/vc_redist.x64.exe
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
「ライセンス条項および使用条件に同意する」にチェックを入れ、[インストール]をクリックします。
インストール中です。
完了したら、[閉じる]をクリックします。
PHP適用
PHP8をダウンロードします。
WindowsでIISを使う場合は「Non Thread Safe」のZip版をダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
解凍したフォルダの名前を「php」に書き換え、Cドライブ直下に移動します。
次にシステム環境変数にphpを設定しておきます。
コントロールパネルを開き、[システムとセキュリティ]をクリックします。
[システム]をクリックします。
[システムの詳細設定]をクリックします。
[環境変数]をクリックします。
[システム環境変数]の[Path]を選択し、[編集]をクリックします。
[新規]をクリックします。
「C:\php」を書き加えて、[OK]をクリックします。
[OK]をクリックします。
[OK]をクリックします。
次に、php.iniの設定をします。
C:\phpをダブルクリックで開きます。
「php.ini-production」をコピペします。(念のため)
貼り付けた「php – コピー.ini-production」を「php.ini」にファイル名を書き換えます。(※拡張子を表示しておいてください。)
色々設定がありますが、私が通常設定するのは下記です。
open_basedir = “C:\inetpub\wwwroot”
fastcgi.impersonate = 1
fastcgi.logging = 0
cgi.force_redirect = 0
cgi.fix_pathinfo=1
extension_dir = “C:\php\ext”
date.timezone = Asia/Tokyo
extension = mbstring
extension = mysqli
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
JITも有効にします。
zend_extension = opcache
opcache.enable_cli = 1
↓この2行は「opcache.enable_cli = 1」の下付近に追記します。
opcache.jit = on
opcache.jit_buffer_size = 100M
設定が終了したら、php.iniを上書き保存します。
次に、IISの設定をします。
[スタート]>[Windows管理ツール]>[インターネットインフォメーションサービス]でIISマネージャーを起動します。
[ハンドラーマッピング]を開きます。
[モジュールマップの追加]をクリックします。
下図のように入力し、[OK]をクリックします。
[はい]をクリックします。
PHPが追加されました。
[再起動]をクリックし、IISを再起動します。
テキストエディタで下のように入力し、「info.php」というファイル名でC:\inetpub\wwwrootフォルダの中にUTF-8で保存します。(※ファイル名は任意)
ブラウザで保存したファイルにアクセスしてみて、PHPの設定が表示されたら成功です。
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