Excelで数値を指定の桁数で切り捨てるには、「ROUNDDOWN」関数を使います。
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「ROUNDDOWN」関数の構文
数値を指定された桁数で切り捨てます。
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
数値=必須。切り捨ての対象となる実数値を指定。
桁数=必須。数値を切り捨てた結果の桁数を指定。
- ROUNDDOWN関数の機能は、ROUND関数に似ていますが、常に数値が切り捨てられる点が異なります。
- 桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数の右側が切り捨てられます。
- 桁数に0を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。
- 桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り捨てられます。
「ROUNDDOWN」関数の使用例
A列の数値を小数点以下を切り捨てて、B列に表示しています。
=ROUNDDOWN(A1,0)
A列の数値を小数点第2位より右を切り捨てて、B列に表示しています。
=ROUNDDOWN(A1,2)
A列の数値を10の位より下を切り捨てて、B列に表示しています。
=ROUNDDOWN(A1,-1)
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