Excelでローマ数字で表示されているものを普通の数字に変換するときの記録です。
ローマ数字をアラビア数字に変換するには、「ARABIC」関数を使います。
下図はExcel2016です。
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ARABIC関数
ローマ数字をアラビア数字に変換します。
ARABIC(文字列)
文字列=必須。半角の二重引用符で囲んだ文字列、空の文字列 (“”)、または文字列を含むセルへの参照を指定変換するアラビア数字を指定。
- 文字列に無効な値が指定されるている場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- エラー値 #VALUE! を返す値は、数値、日付、無効なローマ数字の文字列などです。
- 入力値として空の文字列 (“”) が使用されている場合は、0が返されます。
- 引数の最大長は、255 文字です。 したがって、返される最大数値は 255,000 です。
- 文字列の大文字と小文字は区別されません。 たとえば、”mxmvii” は “MXMVII” と同じ結果 (1997) に評価されます。
- 負のローマ数字は非標準ですが、負のローマ数字の評価はサポートされています。 “-MMXI” などのように、ローマ数字の前に負符号を挿入します。
- 先頭と末尾のスペースも無視されます。
- ARABIC 関数は、ROMAN 関数とは逆の操作を実行します。
ARABIC関数の使用例
A列のローマ数字をB列でアラビア数字で表示しています。
=ARABIC(A1)
マイナスのローマ数字もマイナスとして表示されます。
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