Excelで書式設定を使わずに関数で数値を¥マーク付きの文字列にする方法を記録します。
¥マークを付けたい時は、「YEN」関数を使います。
下図はExcel2016です。
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YEN関数
数値を文字列形式に変換し、通貨記号を適用します。 この関数の名前および適用される記号は、使用する言語の設定によって異なります。
数値を四捨五入し、通貨書式を設定した文字列に変換します。
YEN(数値, [桁数])
数値=必須。数値、数値を含むセルの参照、または結果が数値になる数式を指定します。
桁数=省略可能。小数点以下の桁数を指定します。桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側の指定した桁で四捨五入されます。桁数を省略すると、2 を指定したと見なされます。
セルを書式設定する場合、リボンまたは YEN 関数を使用しますが、その違いは、YEN関数は結果を文字列に変換することです。[セルの書式設定]ダイアログ ボックスで書式設定された数値は数値のままです。Excelでは、文字列として入力された数値を計算するときに数値に変換するので、YEN関数で生成された結果を他の数式で使用することができます。
YEN関数の使用例
A1のセルに入力されている数値を小数点第三位に四捨五入し、¥マークをつけた文字列にしB1に表示します。
=YEN(A1,3)
A1のセルに入力されている数値を1000の位に四捨五入し、¥マークをつけた文字列にしB1に表示します。
=YEN(A1,-3)
A1のセルに入力されている数値を100の位に四捨五入し、¥マークをつけた文字列にしB1に表示します。
=YEN(A1,-2)
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