Excelで氏名一覧表など漢字氏名が入力されているとき、別の列にふりがなを表示したい場合があります。
文字列からふりがなを抜き出し表示する場合は、「PHONETIC」関数を使います。
1つのセルから「ふりがな」を取得する方法と、複数のセルから「ふりがな」を取得する方法を記録しています。
このページは「PHONETIC」関数を使った方法です。
▼▼ VBAでふりがなを取得する方法はこちら ▼▼
>> Excel VBA セルにふりがなをつける・ふりがなを取得する-Phonetic.Text
Excel VBAでセル全体にふりがなをつけたり、ふりがなを取得する記録です。 ふりがなの設定、取得をするには、「Phonetics」オブジェクトの「Text」プロパティを使います。 目次「Text」プロパティ構文ふりが …
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PHONETIC関数
文字列からふりがなを抽出します。
PHONETIC(範囲)
範囲は必須。ふりがなの文字列を含む1つまたは複数のセル参照を指定します。
範囲に複数のセルを指定した場合は、セル範囲の左上隅に指定されているふりがなが返されます。
範囲に隣接しない複数のセルを指定した場合は、エラー値 #N/A が返されます。
引数に文字列を直接入力することはできません。
PHONETIC関数の使用例
1つのセルから「ふりがな」を取得する方法
A列に入力された文字列のふりがなをB列に表示します。
=PHONETIC(A1)
ふりがなの表示がカタカナなので、B列にもカタカナで表示されています。
ひらがなで表示したい場合は、ふりがなの表示をひらがなにするとB列もひらがなになります。
ふりがなの▼をクリックし、[ふりがなの設定]をクリックします。
[種類]を「ひらがな」にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
B列もひらがなになりました。
複数セルから「ふりがな」を取得する方法
引数に複数のセルを選択すると、ふりがなを続けて表示します。
=PHONETIC(A1:B2)
PHONETIC関数でエラーが出る例
複数のセルを選択する場合、カンマで分けて選択しようとするとエラーになります。
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