Excel 文字が何文字かを数える-LEN関数、LENB関数

Excelでセルに入力されている文字数が何文字かを数える方法を記録します。

文字数を数えるには「LEN」関数、文字列のバイト数を数えるには「LENB」関数を使います。

< スポンサーリンク >

LEN関数、LENB関数構文

LEN関数は、文字列の文字数を返します。

LENB関数は、文字列のバイト数を返します。

文字列は必須。 文字数またはバイト数を調べる文字列を指定します。スペースは文字として数えられます。

LENB関数では、既定の言語としてDBCS言語が設定されている場合にのみ、１文字が２バイトとしてカウントされます。それ以外の場合は、LENと同様、１文字あたり１バイトとしてカウントされます。

DBCSをサポートする言語には、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、および韓国語があります。

LEN関数、LENB関数の使用例

A列の文字列の文字数を数える式をB列に入力しています。

=LEN(A1)

全角も半角も５文字になっています。

A列の文字列のバイト数を数える式をB列に入力しています。

=LENB(A1)

全角は１文字で２バイト、半角は１文字で１バイトで表示されています。

サンプル

複数のセル範囲で最大文字数、最小文字数を表示する

最大文字数を表示させるには、LEN関数とMAX関数の２つを使います。

MAXの引数にLEN関数を。LEN関数の引数にセル範囲を指定し

=MAX(LEN(A1:A8))

と入力し、Enterを押す時にCtrlキー＋Shiftキー＋Enterキーと３つ同時に押します。

最大文字数が表示されました。

式の前後に { }をつけて配列数式にする場合は、Enterだけでは正しい結果にはなりません。

最小文字数を表示する場合はMIN関数を使います。

半角の入力チェック

LENB関数は半角で入力したい郵便番号や電話番号の入力チェックに使えます。

< スポンサーリンク >※広告先のお問い合わせは広告主様にお願いします