Excelで文字列で入力されている日付をシリアル値へ変換する方法を記録します。
下図はExcel2016です。
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DATEVALUE関数
DATEVALUE関数は、文字列として格納された日付を、Excelで日付として認識できるシリアル値に変換します。たとえば、数式 =DATEVALUE(“1/1/2008”) は、2008年1月1日のシリアル値である39448を返します。ただし、コンピューターのシステム日付設定によっては、DATEVALUE関数の結果がこの例とは異なることがあります。
DATEVALUE(日付文字列)
日付文字列=必須。 日付を表す文字列を、Excelの日付表示形式か、Excelの日付表示形式の日付を表す文字列が格納されたセルへの参照として指定します。(セル参照: ワークシートのセルの位置を表す座標。たとえば、列Bと行3が交わる位置のセル参照は、A1形式ではB3、R1C1形式ではR3C2です。)たとえば、二重引用符で囲まれた”1/30/2008″や”30-Jan-2008″は、日付を表すテキスト文字列です。
Windows版Excelの標準の日付システムを使用する場合、日付文字列の引数には、1900年1月1日~9999年12月31日までの間の日付を指定する必要があります。DATEVALUE関数で、日付文字列引数にこの範囲外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
日付文字列の引数の年の部分を省略すると、DATEVALUE関数はコンピューターのシステム時計による現在の年を使用します。日付文字列の引数に時刻の情報が含まれていても無視されます。
- Excelでは、日付を計算に使用できるように一連のシリアル番号として保存します。既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2008年1月1日は1900年1月1日から39,447日後に当たるので、シリアル値は39448になります。
- ほとんどの関数では、日付を表す文字列は自動的にシリアル値に変換されます。
文字列の日付をシリアル値へ変換する例
引数に「2019/11/6」の日付を文字列として指定し、シリアル値を表示します。
=DATEVALUE(“2019/11/6”)
A1のセルに日付型として入力されているものをDATEVALUE関数で変換するとエラーになります。文字列として入力すると上手くいきます。
A1に年、B1に月、C1に日を入力したものをD1にシリアル値で表示します。
=DATEVALUE(A1&”/”&B1&”/”&C1)
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