ExcelでVBAを使っていると、シートの最終行、最終列を取得して操作したいことが頻繁にありますよね。
その方法を記録します。
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最終行を取得する
あるセルから下に向かって最終行を取得する
B2を基準に下に向かって最終行の番号を取得してみます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test1()
MsgBox Range("B2").End(xlDown).Row
End Sub
書き込んだVBAを実行すると、最終行のセルの行番号がメッセージで表示されます。
何も入っていないセルがある場合は、連続で入力されている最終行のセルの行番号が表示されます。
シートの最終行を取得する
シートの最終行の番号を取得してみます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test2()
MsgBox Cells.SpecialCells(xlCellTypeLastCell).Row
End Sub
書き込んだVBAを実行すると、最終行のセルの行番号がメッセージで表示されます。
「SpecialCells(xlCellTypeLastCell)」はシートで使われている最後のセルを取得するので、書式が設定されているセルがある場合、そのセルの行番号が表示されます。
最終列を取得する
あるセルから右に向かって最終列を取得する
B4を基準に右に向かって最終列の番号を取得してみます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test3()
MsgBox Range("B4").End(xlToRight).Column
End Sub
書き込んだVBAを実行すると、最終列のセルの列の番号がメッセージで表示されます。
※列番号はA列が1、B列が2、C列が3・・・と順番になります。
何も入っていないセルがある場合は、連続で入力されている最終列のセルの番号が表示されます。
シートの最終列を取得する
シートの最終列の番号を取得してみます。
VBEに次のように書き込みます。
Sub test4()
MsgBox Cells.SpecialCells(xlCellTypeLastCell).Column
End Sub
書き込んだVBAを実行すると、最後のセルの列の番号がメッセージで表示されます。
「SpecialCells(xlCellTypeLastCell)」はシートで使われている最後のセルを取得するので、書式が設定されているセルがある場合、そのセルの列の番号が表示されます。
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