
Excelで変数をよく使いますが、定数もよく使います。
定数は変数と違って値を変えることはできないので、絶対に変えたくない値があるときは定数を使うと便利です。
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定数の種類
・組み込み定数(VBAで定義されている定数)
・条件付きコンパイル定数
・ユーザー定義定数
このページでは、ユーザー定義定数に関して記録しています。
定数の使い方
定数宣言は「Const ステートメント」を使います。
(Public | Private)Const 定数名 As データ型 = 値
・(Public | Private)=省略可能。既定ではPrivateになります。Privateは宣言が行われたモジュールのプロシージャから参照可能。Publicは全てのモジュールの全てのプロシージャから参照可能。
※プロシージャ内では指定できません。
・定数名は必須です。
・データ型は省略可能です。参考:データ型の使い方
・値は必須です。
例
今日(変数)から基準日(定数)の差(変数)を求めてメッセージで表示する例です。
プロシージャの外で
‘定数の宣言(基準日)
Const kijunbi As Date = #11/15/2018#
プロシージャ
Sub test()
‘変数の宣言(今日の日付)
Dim hi As Date
‘変数の宣言(差)
Dim kekka As Integer
‘今日の日付を代入
hi = Date
‘今日から基準日を引く
kekka = hi – kijunbi
‘メッセージ
MsgBox “基準日:” & kijunbi & Chr(13) & _
“今日の日付:” & hi & Chr(13) & _
“差:” & kekka & “日”
End Sub


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