Excel VBA 定数の宣言と使い方

ExcelVBAで変数をよく使いますが、定数もよく使います。

定数は変数と違って値を変えることはできないので、値を絶対に変えたくない時定数を使うと便利です。

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定数の種類

・組み込み定数(VBAで定義されている定数)

・条件付きコンパイル定数

・ユーザー定義定数

このページでは、ユーザー定義定数に関して記録しています。

定数の宣言

定数の宣言は「Const」ステートメントを使います。

(Public | Private)Const 定数名 As データ型 = 値

(Public | Private)=省略可能。既定ではPrivateになります。Privateは宣言が行われたモジュールのプロシージャから参照可能。Publicは全てのモジュールの全てのプロシージャから参照可能。
 ※プロシージャ内では指定できません。

定数名は必須です。

データ型は省略可能です。

は必須です。

▼▼  データ型の使い方はこちら  ▼▼
  >> Excel VBA データ型の使い方

定数の使い方

今日(変数)から基準日(定数)の差(変数)を求めてメッセージで表示する例です。

プロシージャの外で下記のコードを書きます。

'定数の宣言(基準日)
Const kijunbi As Date = #1/1/2024#

プロシージャは以下のコードです。

Sub test()
  '変数の宣言(今日の日付)
  Dim hi As Date
  '変数の宣言(差)
  Dim kekka As Integer

  '今日の日付を代入
  hi = Date

  '今日から基準日を引く
  kekka = hi - kijunbi

  'メッセージ
  MsgBox "基準日:" & kijunbi & Chr(13) & _
        "今日の日付:" & hi & Chr(13) & _
        "差:" & kekka & "日"
End Sub
VBA定数の使い方
定数の使い方Msg

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