
Excel VBAでセルの文字の制御(折り返して全体を表示する、縮小して全体を表示する、セルを結合する)の設定方法を記録します。
折り返して全体を表示するのは「WrapText」プロパティ、縮小して全体を表示するのは「ShrinkToFit」プロパティ, セルを結合するのは「MergeCells」プロパティを使います。

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折り返して全体を表示する
A1のセルを折り返して全体を表示してみます。
Sub test()
Range("A1").WrapText = True
End Sub


縮小して全体を表示する
A1のセルを縮小して全体を表示してみます。
Sub test()
Range("A1").ShrinkToFit = True
End Sub


セルを結合する
A1~B2のセルを結合してみます。
Sub test()
Range("A1:B2").MergeCells = True
End Sub


一度に設定したい場合は「With」ステートメントを使うと便利です。
※「WrapText」(折り返して全体を表示)と「ShrinkToFit」(縮小して全体を表示)を同時に設定すると「WrapText」(折り返して全体を表示)が優先されます。

構文
折り返して全体を表示する
Rangeオブジェクト.WrapText = True or False
True = する
False = しない
縮小して全体を表示する
Rangeオブジェクト.ShrinkToFit = True or False<
True = する
False = しない
セルを結合する
Rangeオブジェクト.MergeCells = True or False
True = する
False = しない
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